よく「精神疾患の方は治療終了後に受講ください」と言われますが、何故ですか?
心療内科に通院している方こそ、レイキをしていただきたいと考えてます。
ただし、心療内科に通院中の方や長期間ストレス下にある方は好転反応が出ますので、その対策が必要となります。
長期間ストレス下にいると、心のバランスを整える神経伝達物質のセロトニンが不足し、これによって自律神経がバランスを崩します。
うつ病など心のバランスを崩している方は、このセロトニンが極端に不足しています。
こうした状態でレイキを伝授すると、レイキのヒーリング効果でセロトニンが大量生成されます。
心身がこの変動の影響についていけず、病症を悪化させることになります。
ここでは、セロトニンの影響と、その対策をお伝えします。
自律神経による心身のバランス調整
心療内科に通院されていなくても、レイキ伝授後に感情のコントロールが弱くなり、怒りっぽくなったり、些細な事で涙が出る方がいらっしゃいます。
これは、自律神経のバランスが変わることによっておきます。
例えば「交感神経優位」な状態でバランスを崩しているところへ、ヒーリング効果の高いレイキが流れることで、一時的にセロトニンが大量生成され、今度は「副交感神経優位」に大きく傾く傾くことによって起きます。
現状では多くの方がストレス下にいますので、交感神経が優位な状態でいます。
そのため、こうした好転反応はみうけられがちですが、より強く反応するのが「強いストレス状態が長期間続いた」方々です。
セロトニンの役割
ストレス状態に継続して置かれている方々は、長期間副交感神経で作られるセロトニン不足で過ごすため、不足して安定している状況が作られます。
バランスを崩しているのが普通の状態であるため、ご自身がイライラしていることに気づかない方も多いです。
ぐっすり眠ることができず、朝もなかなか目覚められなかったり、やる気が出ない、集中力が続かない、怒りっぽくなる、疲れやすい等、身体・精神状態がなんとなく優れない。
セロトニンは、こうした症状と大きく関わる神経伝達物質で、レイキの好転反応とも関係しています。
■ 心を安定させる作用があります。
セロトニンが不足すると、憂鬱感や気持ちの落ち込み、イライラする、キレる、緊張してあがってしまうなどの症状がでます。
こうした症状は、ストレスを感じた時に反応するノルアドレナリンを、セロトニンがコントロールできなくなっているために起きます。
■ 心のバランスを保つ働きがあります。
ストレスから逃れるために買い物依存症、摂食障害、アルコール依存症、ギャンブル依存症などの依存症になってしまう人がいます。
こうした症状は、快感を増幅するドーパミンを、セロトニンがコントロールできなくなっているために起きます。
■ 筋肉へ働きかける役割を担っています。
セロトニンは、まぶたが開き、首が立ち、背筋が伸び、歩いたりする抗重力筋に働きかけます。
セロトニンの働きが弱まると、背中が丸まったり顔の表情がどんよりしてしまいます。
■ 痛みの感覚を抑制する役割を担っています。
セロトニンの活性化により痛みの感覚をコントロールすることができ、痛みが感じにくくなります。
セロトニン神経が弱まると、ささいなことで体の痛みを感じるようになります。
■ 生活リズムを作る作用があります。
セロトニンが不足すると、ぐっすり眠ることができず、朝もなかなか目覚められなかったり、やる気が出ない、集中力がなく、怒りっぽくなる、疲れやすい等、身体・精神状態が乱れます。
こうした症状は、セロトニンが不足することで、自律神経がバランスを崩すために起きます。
セロトニンは、朝目が覚めると交感神経を刺激して、脳を覚醒させます。
夕方から夜に掛けて働きを弱め、今度は副交感神経が優位になり、体が沈静化してきて、眠りに就く準備をします。
現代の多くの方が感じているこれらの症状は、セロトニンの働きがうまくいっていないことに関係しています。
レイキを実践することで、「穏やかになった」「不安を感じなくなった」等を感じられるのはセロトニンが適量生成され、セロトニンが運ばれる神経伝達経路の入口も開かれるためです。
レイキ伝授をする場合に、お願いしていること
心のバランスを崩している方にこそ、レイキを使っていただきたいと思います。
レイキの穏やかなエネルギーが作用することによって、崩れていた脳内物質のバランスが調整されます。
心療内科に通院されている方や、長期ストレスを感じられていた方については、当方では下記のように対応させていただいています。
■ お逢いして、現状の病症についてお聞かせていただきます(一定の健康状態に戻るまでお引き受けできないことがあります、ご承知おきください)
■ 伝授前から、日頃の生活に気をつけていただきます
● 一日に一回以上は日光を浴びる
日光を浴びるとセロトニン神経が活性化され、爽快感を得られます。
● 朝食を食べる
セロトニンの原料を食事から得え、同時に咀嚼(そしゃく)というリズム運動をすることでセロトニンの働きをうながします。
■ 伝授前に、丹田呼吸法を日常的に20分以上やっていただきます
1 背筋を上して、肩の力を抜き、顔は真正面に向けたまま視線を軽く下へ落とす
2 お腹の指4本下(下丹田)を両手で抑えるようにして、呼吸を開始
3 呼気で、下腹部を絞って口からゆっくり吐ききる(肛門をしめる)
4 吸気で、肛門の力を抜きながら鼻から息を吸う。下腹の力を抜く(下腹から膨らみ始めるように吸う)
※ 吸う時間と吐く時間の目安は1対4くらい
■ 伝授までのプログラムを決めさせていただきます(下記の内容を個別にさせていただきます)
● 対面での(脳幹)ヒーリング
● 遠隔でのヒーリング
● 伝授前の(脳幹)ヒーリング
伝授後も、メールやSNS、練習会でフォローアップさせていただいています。
好転反応は、発熱や全身の怠さなど身体の中で滞っていた毒素が、血液や体液に流出することによっても生じることもあります。
身体のデトックスよる好転反応については、こちらにご覧ください。