「好転反応」と言われたのですが、どうしてレイキで好転反応がでるのですか?
好転反応とは、心身が本来の正常な状態へ戻ろうとし、一時的に悪化したり不定愁訴が表出する事を言います。
レイキ伝授で好転反応が出るのは、レイキが身体に入ることによって「生命を動かすエネルギー」が活性化し、体内に溜まっていた毒素や不純物を一気に表出したり、速いスピードで正常なバランスを取り戻そうする事で、心身が不安定になるためです。
初めてレイキ伝授をされると、好転反応が起きやすいです。
レイキ講座を受講された方の9割が、なんだかの好転反応がありました。
ここでは、「好転反応」が起きる理由と簡単な対処法をお伝えします。
レイキによる身体のデトックス
レイキ伝授後の身体的な好転反応の症状は、「持病の悪化」と「問題のなかった処が突然不調になった」、「眠気や怠さ」が多いです。
これは、私たちの身体の不純物が排出されることで、起きます。
私たちの身体は、紫外線・ストレス・大気汚染・食品添加物の摂りすぎなどによって酸性に傾いています。
酸化によって細胞は本来の機能を失ったり、酸化によって変換された分解しにくい有害物質が細胞内に蓄積されています。
また、多くの方の身体は慢性的に緊張・疲労しています。
そのため筋肉内では循環不良がおきて、不純物や有害物質が貯留することになります。
こうした状態にレイキが流れると、身体に残留している有害物や、筋肉に溜まっていた不要な異物、老廃物が速いスピードで排泄されます。
身体の中に溜まっている「毒」が、血液や体液中に流れることで、一次的に体調不良になったり不定愁訴が起きます。
レイキによって起きる身体的な好転反応は、こうした理由によるところが大きいです。
レイキによる身体的な好転反応の特徴
■ レイキ伝授後に次々と不調が出てきた
不調が数か所ある場合は、最初に一番悪いところに反応が出始め、そこがが改善されると次に悪いところが反応し、順番に悪いところが表出されます。
■ 治りかけの怪我や病気が悪化した
治りきらずに慢性の状態で安定しているとき、レイキが働くことによって、急性状態に一時的に戻ることがあります。
■ 吹き出物・発疹が出た
レイキが、身体の老廃物や毒素、疲労素を分解排泄するときに出る反応です。
■ 全体的なだるさ
今まで血行の悪かったところが改善され、うっ血して汚れた血液が一時的に身体に回り始めた時の反応です。
■ 眠気
副交感神経が活性化されたり、交感神経が鎮静されるなど、アンバランスだった自律神経が調整されたことによります。
好転反応への対応
好転反応は、個々のこれまでの生活習慣などによって、症状は様々です。
たくさんの毒素が出ると反応も強いですが、これらの症状は時期がくれば徐々に消えていきます。
解毒のために多くの水を飲み、眠たい場合は睡眠を多くとるなど身体の要求に応じるのがいいです。
抜けきらない好転反応については以下の対応を、お薦めしています。
「梅番茶」-どの様な症状にも
疲労物質の乳酸を燃焼させます。
代謝を促したり、血液も酸化を中和して疲労回復に抜群の効果があります。
(空腹時の飲用は避け、内臓出血のある方は飲まないでください)
【材料】-1回分
梅干し・・・・・・・中1個
醤油・・・・・・小さじ1と1/2
ショウガ汁・・・・・2、3滴
番茶・・・・・・150~200cc
【作り方】
1 湯呑に梅を入れて、崩す
2 醤油を入れる
3 ショウガ汁を入れる
4 熱い番茶を注ぐ
「第一大根湯」-高熱や炎症、湿疹や皮膚のかゆみ等に
毒素を吸着し、余分なものを分解する大根、抗炎作用のあるショウガ、血行を促す醤油が相乗効果を発揮します。
急な高熱には1回400ccを、それ以外の症状や解毒には1日1回200ccを飲みます。
【材料】-1回分
大根おろし・・・・大さじ山盛り3
ショウガおろし・・大根おろしの1割
醤油・・・・・大さじ1
熱い番茶・・・・・約400cc
(高熱の場合の分量です。それ以外の場合は半分の量)
【作り方】
1 大根としょうがをおろして器に合わせる
2 醤油を入れる
3 熱い番茶を注ぐ
(熱いところを、一気に飲みます)
延髄に「温湿布」-発熱に
熱が出たら後頭部に温湿布を当てます。
熱は上がるところまで上がると今度は一気に下がり、翌日にはスッキリとします。
後頭部の温湿布は、発汗を誘導し発汗によって身体の内側の熱を発散させ、熱を下げやすくします。
熱が下がると、平熱以下にまで下がる時期があります。
この期間は、個人差もありますが、だいたい2時間~半日です。
なるべく安静の時間を確保してください。
「足湯」-喉、鼻、目、気管や泌尿器系の反応に
【方法】
1 洗面器に、少し高めの温度(45℃位)のお湯を、両足の踝がかくれるくらいの高さまで入れます。
2 足を入れ、お湯が冷めないように時々さし湯をしながら、6分間温め続けます。
3 6分後、お湯から足をあげて、タオルで拭いてください。
4 左右の足を見比べると、赤みに左右差が出ることがあります。
5 その場合、赤みの薄い方を更にもう2分間温めます。
6 左右の足の赤みが揃ったら、終了です。
7 最後に水を飲みます。
「脚湯」-下痢、食欲不振、胃痛など消化器系の反応に
【方法】
1 バケツなどに、少し高めの温度(45℃位)のお湯を、膝の上まで両足をお湯に入れます。
2 脚を入れ、お湯が冷めないように時々さし湯をしながら、8分間温め続けます。
3 8分後、お湯から足をあげて、タオルで拭いてください。
4 左右の脚を見比べると、赤みに左右差が出ることがあります。
5 その場合、赤みの薄い方を更にもう2分間温めます。
6 左右の足の赤みが揃ったら、終了です。
7 最後に水を飲みます。
いずれの方法も、民間療法として古くから使われてきた方法です。
好転反応に限らず、上記の症状があればお試しいただけます。
身体的な怠さ、眠気などは自律神経が調整されることによっても生じます。
自律神経の調整による好転反応については、こちらにご覧ください。