レイキの伝授を受けたのですが、効果が感じられません。どうしたらいいですか?
「レイキの効果が感じられません」と云うご相談をよくお受けします。
そこで、ここではレイキの効果を体感するための重要ポイント3つを紹介します。
レイキを始めたばかりの方、これから始めようとしている方が対象です。
また、実践を重ねている方が読んでも、学びがあると思われます。
それは病腺についても触れているからです。
レイキの効果を体感するために重要なことは?
このページをご覧になっている皆さまの中にも、レイキの効果について疑問を持たれている方がいるかもしれません。
私のところへも「レイキの効果が感じられません」と云うご相談が、多く寄せられています。
そうしたご相談をお聞きすると、「レイキの効果が感じられない」と悩まれてはいらっしゃいますが、根底には別の要求があるように思われます。
それは、「レイキを使えるようになりたい」という思いです。
まず最初に知っておいていただきたいことがあります。
レイキを使えるようになるためには、講座を受講し伝授を受けることが早道ではあります。
ですが、それは「使いこなせるようになる」ということではありません。
レイキの伝授はあくまでもキッカケであったり、補足のようなものです。
では、どうすると「レイキの効果が得られるのか?」
私はトレーニングだと考えています。
レイキのトレーニングはとても簡単で、レイキスクール行かれた方なら誰でもできますが、その効果は確かです。
レイキを効果的に使えるようになるためのトレーニング方法
これからレイキを効果的に使うためのトレーニング方法を3点お伝えいたします。
最後に、トレーニング以外の重要なポイントについてお話いたします。
セルフトレーニング「発霊法」
「自分や他人の身体を触っても、手が全く反応しない」
こうした原因の1つは、やはり「レイキを使える量が圧倒的に少ない」と思います。
手から出るレイキの量を増やす方法があります。
それは「発霊法」です。
西洋レイキでは、レベル1もしくはレベル2で習います。
「発霊法」とは、レイキを丹田にため、手から出すための練習方法です。
発霊法は、型を覚えると誰もが一人でできます。
レイキスクールによって多少の違いはありますが、概ね3つの作法で構成されています。
・背筋を伸ばし、肩の力を抜いて、正座や椅子に座ります
・浄心呼吸法をします
・合掌をします
注意する点は、呼吸、意識の置き方、力を抜いてリラックスすることです。
レイキの感覚が分からない方には、「発霊法」を毎日することをお勧めします。
最初は毎日30分程度続けます。
その後は、ご自身の進み具合をみて続けられると、明らかな違いが感じられると思います。
自己ヒーリングで、自分の身体を観察する
西洋レイキのスクールへ行くと、必ず「自己(セルフ)ヒーリングをしましょう」と言われます。
自己ヒーリングとは、文字通り自分自身に手を当てて、ヒーリングすることです。
西洋レイキには、「基本の12ポジション」という標準化された手の置き方があります。
「自己ヒーリングが重要」なのは、大きくわけると理由が2つあります。
1つは、自分の身体を使って「気」の流れや滞りを感じるためです。
基本の12ポジションは、まんべんなく身体全体に手を置くことができるようになっています。
そのため、身体全体の観察ができます。
レイキヒーリングの基礎は身体の変化を観察することと、考えます。
手を置いた感触が、ほかの部位と違って「熱い」「ビリビリする」ところがあります。
そこへ手を置き続け、置かれている側の身体の変化を感じます。
もう1つの自己ヒーリングが重要な理由は、自身が健康になるからです。
「気の滞っている箇所」がヒーリングされ、身体全体の「気」がスムーズに動くようになります。
長く続けると、ご自身の慢性的な症状の改善がみられることがあります。
「自己ヒーリングはどれくらい(の期間)やったらいいですか?」と質問されます。
上記のとおり、身体を知る練習であったり、自身の健康のためですので、期間の定めはありません。
よく云われる「浄化のための21日間」は、私には理解できないところです。
自己ヒーリングをしながら、自分の身体の変化を観察します。
それが、レイキが使えるようになるための一歩です。
<<こちらに、基本の12ポジションの手の置き方を掲載しています
他者をヒーリングすることで、気の滞り・歪みを知る
家族や友達へのヒーリングもお勧めしています。
それは、家族が癒されることは勿論ですが、ヒーリングされる側にも学びがあるからです。
レイキは、病気の方の「病」を治すものではありません。
病気の方が、病を改善しようとする時にバックアップするものです。
バックアップの方法は、「身体の気を整える」ことです。
身体の気を整えるためには、「気の滞り-病腺」を感知する必要があります。
病気になっている箇所には必ず病腺があります。
また病気が顕在化する前に、身体には病腺が現れます。
他者へヒーリングすることをお勧めするのは、この病腺をみつけるトレーニングになるからです。
他人の身体に手を置くと、他の部位と手の感覚が違う箇所があります。
そこが、病腺です。
病腺の感じ方は、最初は微妙かもしれません。
手の感覚としては「熱い」「ビリビリ、チクチクする」「冷たい」「痛い」があります。
病腺を感じない方は、ヒーリングの前に発霊法を充分にされてみてください。
併せて、ヒーリングの基本、呼吸、姿勢、心の置き方を意識してください。
必ず、感じます。
レイキを使えるようになるために重要なこと
もし、このページを読んでくださっているなかに、これからレイキを学ぼうとされている方がいらっしゃったら、是非お伝えしたいことがあります。
それは、レイキを使えるようになるためのもう一つのポイントはスクール選びだということです。
なぜなら、レイキの習得は独学では難しいからです。
伝授は勿論、使い方、トレーニングの仕方など、ティーチャーから学ぶ必要があります。
ここでは、スクール選びの特に重要なポイント4点をご紹介します。
1.レイキを学ぶ目的を明確にする
まずはご自身がレイキを使って「どうなりたいのか」「何をしたいのか」を、明確にされてください。
西洋レイキはスクールやティーチャーによって、お伝えするポイントの違いや、実力の幅があります。
ご自身のレイキを学ぶ目的と、スクールやティーチャーの方向性が一致していると学びが深くなります。
2.スクール(ティーチャー)の方向性をみる
スクールの方向性は、講習時間とプログラムの内容をみると大まかですが分かります。
ホームページに掲載されていないのであれば、問い合わせてみられると良いです。
講習時間が1ステップ3時間未満であれば、説明や演習が不足しているか行わないスクールです。
3.ティーチャーとの相性をみる
ティーチャーとの相性は、ホームページだけでは分からないことが多いです。
メールや電話で問い合わせるのも良いのですが、できれば直接お逢いになると良いと思います。
練習会や交流会の見学が可能であれば、是非足を運ばれてください。
4.サポート体制を確認する
レイキは、伝授と講習を受けたところからスタートです。
セミナーだけで終わらせたのでは、レイキを使いこなせません。
レイキを伝えたいティーチャーであれば、練習会は必ず開催します。
レイキスクール、ティーチャーを選ぶうえでの4つのポイントをお伝えしました。
その他にもあるかとは思いますが、この4つを抑えてスクールやティーチャを選ぶと、レイキを生活に活かせるようになると思います。
レイキを効果的に使う方法のまとめ
以上がレイキの効果を体感するための重要ポイントです。
いかがでしたか?
日々の生活にレイキを活かすためには、その効果を知ることも必要です。
ただ、レイキを生活の中で使いこなしていくには、トレーニングが不可欠です。 トレーニングしてこそ、レイキの効果が発揮できます。
「レイキの効果」や体験談の羅列ではなく、トレーニングにポイントを絞ってご説明したのは、レイキを日常生活に使っていただきたいと強く思うためです。
是非、ご活用ください。